用瀬町屋住集落にある古民家を核とした グリーンツーリズム

<グリーンツーリズム用瀬のはじまり>
昭和初期に建てられた、用瀬町屋住集落夏明地区の空家。
目の前には棚田の風景が広がり、夏明地区全体を見おろせる風光明媚な場所にある。
平成22年、縁あって、その空家を使用して、都市部からの人の受入、掃除イベント、
シニア向け婚活イベント、ライブなど、様々な取り組みを行った。
ライブイベントは、ふたを開けてみれば100人を越える来場者が…!
中山間地区の不便な場所に、たいした宣伝もしていないのに人が集まることの不可解さ…。
この空家(地域資源)を活用してこの地区を活性化できるのではないか??
それが「グリーンツーリズム用瀬」のはじまりだった。
<屋住地区の現状と課題>
屋住集落は炭焼きをする人々が開いた村である。
【産業】 林業、農業が主産業(ほとんどが兼業)
【人口】 120人、戸数37戸、小学生以下8名
【課題】 少子高齢化、空家の増加、地域に活気がない、伝統文化(麒麟獅子、花籠作りなど)の後継者不足、
遊休農地や耕作放棄地の増加、山林の未活用…など
<グリーンツーリズム用瀬の目指す屋住地区の将来像>
『用瀬町屋住集落にある古民家を核としたグリーンツーリズムで
交流人口を増やし地域全体を活気ある地区にする』
具体的には…
○元気で誇りに溢れ働く高齢者、古民家に住む若者が未来の宝である子どもたちを育てていく(人の定住)
○空家を地域の財産とし、グリーンツーリズムと田舎暮らし定住の家として使用する。
○外部の人が入ることにより、人口が増え、空家が減り、農林業も盛んになり活気が生まれる。
○獅子舞、花籠巻き等の伝統文化の体験に人がやって来て後継者育成につながる。
○農家体験圃場やクラインガルテンとして野菜や米を作り、遊休農地の減少をはかる。
生薬栽培(医療ツーリズム、薬膳料理)など
○単一品種から広葉樹も交えた混交林へ(植林ツーリズム)
【古民家の活用】
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(2011.5.28 写真展の様子 )
古民家を屋住地区のシンボル的存在と位置づけ、様々な取り組みを行い、広く世間にアピールしていきます
例えばこんな活用方法も…
カフェ、ギャラリー、コンサートホール、ブライダル、地域サロン、各種イベントやグリーンツーリズムなどの交流事業の拠点として活用していただけます。